2009年10月31日

真向法

 8月末から9月にかけてこれまでやっていた「娯楽」を見直すことに
した。

 合気道はあまりに自分にマッチしすぎていて、居心地はいいけれど、

私に不足しているものを補っているとは思えなかった。人を尊重しなが

らも自分を大切にするという人権的考え方は納得できるが改めて精進す

る必要性をあまり感じなくなっていた。なのでしばらくお休みを申し出

た。でも年に一回のお茶会には誘ってくれるそうなので人間関係もいた

って良好。寿休暇というわけ。

 もう一つしていたテニスも上手くなりたいわけではなく、運動不足解

消という程度の動機で始めたが、これも次期スクールを更新しないこと

にした。それほど運動不足解消になっているわけでもないし、テニス上

達のために普段からラケットの素振りをしていたわけでもなかった。む

しろ毎週やってくるスクールが負担になるときもあった。事実夏の4ヶ

月は炎天下ではテニスは出来なので毎年この期間はお休みをしているが

その時の気分が楽なこと。なので長期に渡ってお休みを申し出た。

 こうして一週間が暇になった。ただ問題は「不足している部分」をど

う補うかということ。不足しているのは柔軟性。体をもう少し柔らかく

しないと年齢を重ねてから転んだ際に骨折の可能性が高い。

 お風呂上りに柔軟運動をしたらいいと聞いてもそれはそれで面倒くさ

くてしないというずぼらさ。そこで目をつけたのが真向法。

 最初に知ったのは合気道の知人から。私の体の硬さをみて真向法が効

くと教えてくれた。先日も新聞の切抜きを整理していたら真向法を紹介

している記事が出てきた。やっぱり私なりに柔軟性のなさを気にしてい

た証拠。この記事も背中を押してくれたので教室を下見に行ってみた。

 高齢者が多いというのが第一印象。ベンチで見学していると受講生の

70歳近い男性から「お嬢さんも、いっしょにしませんか!?」

 周りを見回しても見学者は私だけ。お嬢さんなんて年じゃないけど、

まあ、彼からみたらお嬢さんくらいの年齢に見える?(笑)大昔は確か

にお嬢さんだったか・・?少し真向法を試してみたけれど、あまり無理

がないのと私の体が硬いからといって一緒にしているほかの方に迷惑を

かけるわけではないので「申し訳ない」という気持ちにならない。

 とりあえず一期だけ申し込んだ。

 そんなことをしていたら、まだ確定していないので明かせないけれ

ど、来春から忙しくなりそうな話が転がり込んできた。

 いろいろと身辺整理していたのを見抜かれたのかと思えるほどのタイ

ミングのよさ。そうなると真向法も一期で終わりかも・・・。

 「体の柔軟性を回復したい」という私のテーマは吹っ飛びそうな予感

がしている今日この頃です。
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2009年10月27日

日本郵政次期社長 元大蔵官僚

 「10年に一度の大蔵官僚」なんて評価誰が始めたのか知らないけれ

ど、これが一人歩きして、今回の人事にさまざまな懸念が出ているらし

い。

 相当頭の切れる人なんだろうなとは思っている。官僚中の官僚で退職

後15年程度では官僚的思考から脱却できていないだろうという声がマ

スコミで取り上げられている。

 でも、本当に頭のいい人ってそうじゃない。

 場面場面で思考タイプを変えられるのが頭のいい人だと私は思ってい

る。

 官僚に身を置いているときは官僚的発想を即座に学んで実践するし、

民間に身を置いているときはそこでの利益を最優先にすべく思考も行動

も変えられるのが頭の切れる人のスタイルだと思っている。

 昔、同級生が「今日は夏目漱石ふうに手紙を書いてみました。」なん

て話しているのを聞いて鈍なわたしは夏目漱石の文体ってどういう文体

だっけ???と頭をひねってしまった。そんな芸当凡人にはできない。

努力してもどうしても文体は自己流。

 今回の斉藤さんがもしも官僚的言動しかできない石頭の凡人ではな

く、私が思っている「頭の切れる人」ならば官僚的発想ではなく今の郵

政事業に求められているものを実現するように采配を振るうというのが

私の予想。

 ただ、もしも郵政民営化を見直して、国営にもどすのが国民サービス

(どう考えたって民営化してサービス低下したもの)だとしたら、官僚

的発想で臨んだ方がいいかもしれない。それならばそれなりの言動にな

るから、斉藤さんの采配振りがどちらかを見ていれば、郵政の方向性が

見えてくるんじゃないかと・・・。
posted by ほたる at 07:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 最近の報道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月17日

自転車泥棒

 先週の夜遠く離れて一人暮らしをしている子どもから電話がかかって

きた。

 その日の夕方アパートの駐車場横にいつも止めてある自転車を盗まれ

た。すぐに交番に届け現場検証をしたのが午後6時半。

 その時点ではよかったのだけれど、その二時間後自転車が戻っている

のを発見した。それで怖くなったという。

 ひょっとして、現場検証を見ていてあわてて返却したのかもしれな

い。窃盗犯は近所ににて頻繁に自分の行動を見ているのではないだろう

かと、疑心暗鬼になった次第。で、「お母さん暇ならちょっと来てしば

らく一緒に住んでくれない?」と珍しく泣きついてきた。

 暇なようで暇でないという微妙な立ち位置の私。電話では検討してお

くと言って切ったが、スケジュール的には何とかなりそうだったの、翌

朝早くに電話をしたら、もう出かけていて留守電になっていたので午後

には行けると録音した。

 どうやら私が来るとは思っていなかったらしく到着後子どもの携帯に

メールを送ったら、「来てくれたの?!」と嬉しそうだった。

 「大学で勉強して終わったら連絡入れるからアパートの下にまで降り

てきておいて」といおう。聞くとアパートに戻って部屋に入るまでが気

持ち悪いので、帰宅するときには家にいて欲しいそうで・・・。おまけ

に誰が乗ったかわからない自転車はすぐには乗れないので「お母さんが

買い物なんかでどんどん使ってくれたら、乗れるようになる」

 私はそれほど深刻に受け止めていないので自転車を何回か使わせても

らった。

 そもそも、自転車盗難4回目の猛者。そのうえ昨年はお財布も大学構

内で盗まれ警察のご厄介になっている。お得意さんだね。

 今回も交番の警官はしばらく巡回を増やしますと言ったというが、そ

の証拠に12時間ごとに新聞受けに巡回に来ましたというメモが投函され

ている。これだけでも、ちょっと安心できるし、口先だけでパトロール

していると言ったわけでもなさそう。

 そろそろ帰らないといけないので交番にお礼の電話を入れてしばらく

は巡回を続けてもらえるようにお願いしておこうっと。

  
posted by ほたる at 10:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月13日

「ハチはなぜ大量死したのか」

 何度も図書館から借りては来るものの忙しくしていて結局読まないま

ま返却を数回繰り返していた。先週の講演会を終え、一段落ついたので

ようやく手にして読み始めた。その段階でもう一つの読めない理由にも

気がついた。

 表紙のハチの写真。昆虫は子どものころよく採集していたので触るの

も平気だけれど、この本の写真はハチの頭部の写真が大きく引き伸ばさ

れていて、さすがのわたしも怖気づいてしまった。これがこれまでの借

りてきても忙しさを理由に読まないままにしていた一因だと気がつい

た。

 なのでコピー用紙でカバーを作って覆って読み始めた。

 レイチェル・カーソンン「沈黙の春」に匹敵する内容だったといえば

大袈裟?
  
 巣箱からハチが忽然と消えてしまう。蜜を取りに出たまま帰らぬハ

チ。

 当初はダニによるものだと思われ、次にハチが蜜を集めている果樹に

散布された農薬が疑われ、携帯の電磁波が疑われるがいずれもハチに決

定的なダメージを与えているという結論に至らない。

 一つ一つの原因と思われるものを取り上げてハチの大量死の理由を探

す過程は推理小説を読んでいるかのように引き込まれる。

 そうしてこれという決定的な真犯人は上がらない。

 しかし、むしろというべきかもしれないけれど、現代の私たちの生き

方、価値観を根底から覆させる方向へと話は続く。

 ハチにつくダニや菌・ウィルスを殺すための薬、働かすためハチに与

えるコーンシロップ、休むまもなく働かせ、広いアメリカ大陸を花を求

めてトラックで移動。どこかの国の働き蜂とあだ名さるサラリーマン。

笑えないジョークでしかない。

 農業だけでなく生命は効率、反自然、計画どおり、単一という工業的

な価値観に全くなじまない。工業と同じように野菜も果樹も昆虫もそし

て人間も育てようとしたり動かそうと無理を重ねることの不合理さ。そ

れらはあたかもそうすることが合理的であるかのように見えても結果、

不合理でしかない。

 「今まで頼っていたものが壊れそうになると、私たちは本能的にそれ

を直し、てこ入れをして存続させようとする。・・・・・・もっと肥料

を撒こう。もっと化学薬品を与えて寄生虫や病気と闘おう。・・・・。

だが、もうこれ以上何かを足すのは止める時期にきているのかもしれな

い。」と著者ジェイコブセンは書く。

 複合汚染、有吉佐和子さんの名著まで思い出した。

 半世紀たっても相変わらず・・・どころがますます生きにくい環境に

なっているということ?

 先日聞いた農水省の役人の講演会を思い出した。
posted by ほたる at 08:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 読んでみたら | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月08日

「未来の食卓」

 東京まで行って見てきました。

 その内容に感動してしまい、「あ〜〜あ、これも私が住んでいる県で

は上映予定になってないんだな」と思うと残念でたまらなくなった。
 
 見た直後に、とある友人に会った。感動の覚めやらぬ私は「未来の食

卓」の話を話したら彼女が色よい反応をしてくれた。私としては珍しく

熱く語ったみたい。彼女の関わっているグループで上映会を持ちかけて

みるとおっしゃる。「無理はしないでね」といいつつも、「いのちの食

べ方」は気持ちが凹む作品だったけれど、こちらは気持ちが明るくなる

よ・・・とさらに良い事づくめの一押しまでしてしまった。

 数日後、彼女からの電話がかかってきた。会合で話したら全員乗り気

になってくれた。ついては800字で原稿を書いて欲しいと言われてし

まった。企画を次回の「お便り」に載せたいが、いかんせん映画を見た

のはあなただけだから・・・とのこと。会員でもない私が書くのもなん

だけれど、あちらのグループの人は私をいつも気持ちよく招いてくれて

いる。その様子からして、「この人は〈会費を払ってない会員〉だけれ

ど〈いつかは会費を払える会員〉になるかもしれない」と期待している

のかもしれない。

 頭の中をスケジュール表が・・・。司会をたのまれているのと、講演

会を頼まれているのでそちらの原稿を再構成しないと・・・・、といく

つかの用事が思い浮かんだ。

 でも、熱く語った上に気の弱い私は「書けないよ〜〜」とは言えず、

とりあえず「書き直しは言わないでね」とまともな作文ができる自信は

ないのに、書き直しを言われたら他のものが滞るので「書いたら終わ

り!!」で承諾した。

 硬い文章と柔らかい文章の二作文して送付。とりあえず、合格したら

しい。

 他の用事も無事終了。気がついたらすっかり秋になっていた。

 
posted by ほたる at 15:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月28日

ウチに赤ちゃんがやってきた

 というテーマで経産婦(第一子がいて現在妊娠中)対象の講座を手伝

ってきた。

 親子参加が原則で20数組の親子が参加したがそのうち7組は父親も

参加してくれていた。60歳代50歳代の人間からすればこれだけ父親

が来るということは驚異的かつ喜ばしかった。

 しかし、私にとってはこれだけの子どもと妊婦さんと若い男性が合計

40人余りもいると「活気」というよりも生き物としてのフレッシュさ

が会場に充満していたというか、言葉は悪いけれど動物園にいるような

感覚でたったの二時間ではあったけれど予想以上に疲れてしまった。

 遠い遠い昔の自分は思い出せず、子どものことを思い出してもセピア

色の写真をめくっているような思い出し方なので、当日の会場の熱気と

は程遠い。

 世代交代ですねえ。 
posted by ほたる at 23:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月25日

緊急地震速報

 今朝 6時半を過ぎた頃テレビを見ていたら、緊急地震速報が流れ、

テレビ画面の下半分くらいに表示もされた。急いで同居人はヘルメット

を取りに走り、私は予想震源近くにすむ子どもの家に電話をした。

 その後、待てど暮らせど揺れない。

 十数分後、千葉県沖で小さな地震があったと報じられた。でも、いつ

も地震が起こったら各地の震度が画面上にテロップで流れるがそれすら

流れない。

 もしかして、装置が誤作動したの?と、思った。

 あまり頻繁に誤作動が起こるとイソップ物語の狼と羊飼いの少年の話

になりかねない。

 でも、たまに流れるととっさに行動をとるので本当に起こったときの

ための予行演習にはなる。
posted by ほたる at 10:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 最近の報道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月24日

探し物

 昨夜から探しものがあり、年初にどこかに置いたはずなのに置いた所

を忘れてしまった。

 今朝もさっそく探し始めた。

 押入れを開けて奥のほうまで探した。はっきり言って、もしもこんな

所に入れたとしたら、その当時の様子が蘇って来るはずなのに、そうは

ならない。

 押入れの奥のほうの何年も手をつけていない物まで動かして探してみ

るものの、「置いた」のは年初だから何年も手をつけていない物の下に

あるはずがない。

 そんなことも思いながら探していた。せっかく奥のほうのものまで出

したのなら、と押入れの入れ替えまで始めてしまった。

 探し物???それは結局、押入れとは全く関係ない子どもが使ってい

た部屋の棚にそのまま置いてあるのを発見しました。
 
 押入れに取り掛かる前にかつての子どもの部屋を覗けばすぐ目に付い

たのに、とちょっとがっくりきた。

 それでも久しぶりに押入れの置くまで掃除したら完全乾燥したゴキさ

んの遺体も発見して掃除できたから、「これはこれでよし」としよう!
posted by ほたる at 13:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月21日

橋の上の「殺意」 鎌田慧著

 副題「畠山鈴香はどう裁かれたか」

 と、畠山鈴香といえば秋田の地方都市の新興団地で9歳の女の子と6

歳の男の子が一ヶ月ほどのあいだに行方不明、遺体発見、殺人事件とな

った。そして被疑者は女の子の母親だったという、あの事件。
 
 裁判の過程で畠山鈴香は幼い頃から父親から身体的暴力をうけ、母親

が殴られるのを見ながら育った。中学・高校とも表立っては見えないよ

うないじめに遭い、クラス内でも存在感のなかった生徒だった・・・

と、彼女の半生を追いながら、公判を通じて警察・検察の取調べの過程

を丁寧に追っていた。
 
 著者が取材の中でお世話になった地元作家の名前を文中に発見して驚

いた。その名は簾内敬司さん。

 畠山鈴香が両親と住んでいた二ツ井町在住の作家であり、彼女が卒業

した高校の向かいに住んでいる。事件当時はマスコミが高校にまで押し

寄せ、傍若無人な振る舞いをしたことを覚えている。

 滅多に本を買わない私(もっぱら図書館を愛用している)だけれど彼

の本を二冊も持っている。

 手ですくった山の清流の水が指の間から漏れていくような切なさがあ

ふれている文体が、推理小説のような殺伐とした本ばかり読んでいた私

には強烈な印象が残った。どこか暗い内容だったけれど、心の痛みを数

少ない言葉で表現していたのが忘れられない。

 簾内さんの本を本棚から抜き出して表紙を開くと新聞の切抜きが落ち

た。2001年の朝日新聞「人」の欄だった。記事は、別の作品がエ

ッセイストクラブ賞を受けたというものだった。

 改めて、記事を読んで複雑な気持ちになった。

 2001年に50歳の彼の写真。ほとんど白髪で額には深いしわが刻

まれている。50歳とは思えない。

 その苦悩の始まりは1985年に妻と4歳と1歳の男児を失ってい

る。妻による子ども殺人と妻の自殺によって。(日本的に言うならば

〈心中〉らしいけれど)

 彼は、事件後数日で髪は真っ白になったという。

 その彼が今回の畠山鈴香の起こした事件、いや彼女のことをどう思っ

たのだろうかと気になり始めた。

 かつて妻と子を失った自分と、他人の子どもを殺しわが子をどうやっ

て死なせたか言い表せない被告の姿を重ねたりはしなかったのだろう

か?

 記事は「どうしても書かねばならないことが、まだある」とくくられ

ている。
posted by ほたる at 23:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 読んでみたら | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

椅子

 先日、喫茶店に入ったとき「椅子の座面の小さいのよりも大きなほう

がいいよね」という話になった。

 若かりし日、とあるお宅にお邪魔してダイニングの椅子に腰掛けたと

き、ほんの一時間足らずで座っているのが苦痛になった記憶が、その会

話で蘇った。

 そのダイニングテーブルはやさしそうで華奢なつくりで存在感も大き

くなく、いっけんダイニングがすっきりしているなと好印象を持ったほ

ど。ところが今思えば、腰掛けていても安定感がなかった。

 見た目よりも実際使用してみて、どうかということ?

 なんといっても、話が花が咲くと長いのは私も含めて私の関係者の傾

向らしい。椅子は店選びの最重要チェック項目らしい。
posted by ほたる at 07:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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