2009年06月04日

「壊れる男たち」金子雅臣著 と 京都教育大学続報

 京都教育大学の犯罪を犯した一人は停学中に学童の補助指導員でバイ

トをしていたと今夕のニュースが流れた。

 停学で暇だからバイトでもして社会勉強をしたかったの?殊勝と言え

んこともないかなと思っていたら、どっこい。開いた口がふさがらない

ほどの続きの話。

 ここでバイトができたのは、茨城市教育委員会の課長である父親の

「引き」。父親は何故息子が停学になったかを知らなかった???とし

たら、親子の断絶。理由を知っていて斡旋したとしたら、これまた

「男」社会の常識が一般社会の常識とのずれが露呈。

 丁度ニュースをバックミュージックに読んでいたのが、この本。

 延々と続くセクハラのケースにちょっとうんざりしていた。というの

も、どの事例も揃いに揃って加害男性の言い訳が似たり寄ったりだった

こと。示し合わせたかのような理由を述べているのを読んでいると気持

ちがドンドン落ちていく。

 京都教育大の学生の言い訳も同じだったなあ。感心するほどの男たち

の共同幻想。

 そうしたら耳に入ってきたこのニュース。

 「壊れる男たち」を書いた金子さん。その前に上野千鶴子さんとの会

話で「男たちは壊れはじめているのではないか」と話すと「最近壊れて

きたのではなく、もともと壊れているのだ」と一蹴されてしまった、と

「はじめに」の項で書いていた。

 もともと壊れているというのは誤解を招きかねない。と上野さんより

年下の私が言うのは失礼かもしれない。

 おそらく成育過程で周囲の人から間違ったイメージを刷り込まれた

り、雑誌・ネット・ビデオなどで歪んだ考えを素直に受け入れてしまっ

たがために、壊れてしまった男性たちが多すぎるのではなかろうか

と・・・。

 もちろん、壊れていない男性も数多くいるし、彼らは壊れた男性のセ

クハラ言動を恥ずかしく・苦々しく思っているというのも知っている。

 「セクハラは女性問題ではなく男性問題」というのは、女性の側では

常識だった。

 けれど、この本で男性の金子さんが書いてくれたのは、心強い。
posted by ほたる at 19:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 読んでみたら | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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