2009年03月17日

『生命保険の罠』 後田亨著

 これまた、業界出身者が独立してから出したもの。著者は今は各保険

会社のいろんなタイプの保険を取り扱って、顧客のニーズに合ったもの

を探すお手伝いをしているから、今でも業界の人には違いない。

 何故独立したのか。結局のところ一保険会社の社員・外交員では、顧

客のニーズに合ったものを勧めるというよりも、「売って来い」といわ

れたものを売っているだけで、しかも自分だったら入りたくないような

商品を勧めざるを得ないという会社に押し付けられた事情。

 大手生命保険の支店長(いわゆる保険の外交セールスパーソンではな

い人)が自社の生命保険には入っていなくて県民共済などに入っている

という話が一番、納得。正社員ではない外交セールスマンを営業成績で

争わせて高額商品を売り込ませ、契約を取ってこさせる。お客の側に立

てば、払った保険料は正社員の給料になっているようなもの。

 いざ、保険金請求となると振り出しに戻ったかのような書類提出をお

客に要求しなかなか保険金を出さない。保険金が必要な人は病気で、場

合によっては生死の間をさまようかもしれないのに、保険会社は保険料

はしっかりと取るのに保険金はなかなか出さない、この矛盾。まあ、矛

盾って思うのは顧客側で会社にしたら出したくないのが本音だから矛盾

はないのだろうけれど・・・。

 我が家も最近とある保険を解約した。長年契約していたら解約返戻金

がだんだん上がるが一定年数を過ぎると返戻金の割合が下がっていくの

で、返戻金の率がピークになった時点で解約を申し出た。

 あちらはなんとか食い止めようとあれこれ言い出したけれど、「解約

手続き書類を送ってください」と事務的に話をした。書類を提出して一

週間ほどで返戻金は戻ってきた。長年かけた掛け金総額よりは少なかっ

たけれど、それは「安心料」と思うしかない。

posted by ほたる at 09:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 読んでみたら | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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