2009年01月22日

「刑法175条」

 ドイツの刑法で1994年まで撤廃されていなかった175条は同性

愛を禁止するものだった。刑法ができたのが1871年なので実に12

0年にもわたって施行されていた。

 この法律によってナチスは同性愛者を弾圧しユダヤ人同様に強制収容

所に送り込み殺害した。戦後生き延びた人たちもいたが差別は残ってい

たので誰もが口を閉じ被害の実態は表に出てこなかった。

 ようやくその迫害の存在を感じたホロコースト記念館(だったと思

う)の学芸員が数名の生存者への聞き取りをした1999年のドキュメ

ントフィルムだった。8年前の山形ドキュメント映画祭で上映された。

 どの被害者も高齢になりひっそりと老後を過している姿が痛ましい。

戦後声を上げることがかなった他の被害者(ユダヤ人、障害者ら)とは

対照的ですらある。

 「今でも彼らへの差別は残っており70カ国以上で刑罰の対象で最

悪、死刑が適用される国もある」とはパンフレットの引用です。
posted by ほたる at 09:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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