2009年01月20日

「懺悔」

 懺悔の値打ちもないほどに・・・・という歌詞が脳裏に浮かんでき

た。

 旧ソビエト時代、地方の権力者ヴァルラムが死亡したという新聞が報

道され葬式がとり行われる。かつて市長をしていたヴァルラムは自分の

権力維持のためにありもしない犯罪をでっちあげ人々を逮捕し刑罰に処

していた。ところが埋葬したはずのヴァルラムの遺体が墓から掘り出さ

れる。すぐさま犯人は捕まるが、犯人はかつて8歳の少女時代にヴァル

ラムにより父親が粛清されるという過酷な体験をしていた。

 懺悔をしても決して許さない、墓場に埋葬される価値もないと烙印を

押されてしまうヴァルラム。そしてヴァルラムの遺族にまでも不幸が及

ぶ。

 抑圧された社会と君臨する為政者。共産主義が崩壊するのはこの映画

制作の7年後だけれどよくぞ体制下で撮影されたものだと監督の意欲に

頭が下がった。
posted by ほたる at 16:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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