2011年06月23日

不惑のフェミニズム 上野千鶴子

 久しぶりに上野さんの本。いつの間にか彼女は大学教授を退官

されていた。時々アクセスするNPO法人のサイトにド〜ンと彼

女の顔写真と理事長就任あいさつがあり、末尾に今年三月に退官

したとあった。なんとも感慨深いけれど、まだまだ彼女のエネル

ギーは退職後ののんびりした生活では持て余しそう・・・という

わけで在野の研究者としても今後の活動には期待したい。

 この書籍は40歳を迎えた「フェミニズム」の歴史の流れの中、上

野さんが雑誌、冊子、新聞等に発表してきた文章を時に時系列に、

時にテーマごとにまとめている。

 8年ほど前に彼女の講演会最後に彼女が「女性学年報」を手にし、

紹介して販売促進に貢献していた。彼女らしく「行商しています」

と口にしていたが、とても好感が持てた。

 権威になることへの警告も彼女は自らの行動で示していたからこ

そ、行商をして下支えするのだということ。勘違いされがちなフェ

ミニズムと先頭を走り東大の大学院教授という肩書きがさらに彼女

に「権威」のラベルを貼ってしまう。

 それでも、彼女はそれに抗し、行商もさりげなくやってのける。

もちろん聴衆は「東大教授が言っている」というマナザシでみてい

るのだけれど。

 この本にも彼女が行商をした本意が記されていた。育てるのは何

年もかかるけれど、崩壊するのは一瞬。そうやってつぶれていった

モノは山ほどあるだけに、彼女は権威として物申す代わりに行商を

して支えたという。そんなこともさりげなく掲載されていて、概し

て硬い彼女の書籍とはちょっと違った感想も持てた。
posted by ほたる at 08:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 読んでみたら | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月22日

電力不足と節電

「原発と節電」がニュースの生活関連のコーナーで紹介されるのをよ

く目にする昨今。今となっては、やむを得ず節電せざるを得ないから、

これも「有り」だけれど、私はどっちかというと「生きる姿勢」の問

題で考えたい。他者を(自分も)脅かしながら贅沢して生きるよりは、

少々不便でもそれを楽しみながら生きてる方が好きだなあ。

 原発が要らないから節電するのではなく、贅沢しないで生きていたら

原発の存在は消えていたという感じかなあ。

 明治生まれで二度の大戦をくぐりぬけた祖母の薫陶を受けたおかげと

いうか影響というか・・・。

 それにしても、両親の贅沢を引き継がなかったのは何故なんだろ?
posted by ほたる at 08:11| Comment(9) | TrackBack(0) | 最近の報道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月18日

「百合子、ダスヴィダーニャ」

 最近はあまり目に留めなかった新聞の片隅にある地域の映画館の上映情報が、

何故か今日は目に飛び込んできた。

 とともに私の目が大きく開かれてしまった。

 な・な・なんと「百合祭」でブレークした(と、私が勝手に思っている)浜野佐知

監督の最新作「百合子、ダスヴィダーニャ」が本日から二週間限定公開される

とあった。

 映画のロケが静岡県内で行われたことは知っていたけれど、内容からして「

自主上映されるかなあ。ロケ地が静岡だから県内ではそれなりに自主上映の輪

が広がってくれれば幸い」と一抹の寂しさを感じながらも、自主上映の際には

必ず見に行こうと心密かに決めていた。それだけに、一般の映画館で上映され

るというのは快哉!

 
posted by ほたる at 10:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月08日

がん保険と原発震災

 原発による放射能汚染の拡大に伴って気になっていることがある。

 がん保険の保険料が今後大幅に変わるのではないかしら?

 どの加入者に対しても保険料の増額というのもありえる。

 むしろ気になるのは、今後保険に加入するとき、子ども時代をどこ

で何年くらい過ごしたのかと、震災時に既に成人していても何歳くら

いで震災後何年くらい住んでいたいのか、今後生まれる子どもでも保

険に加入する際、親が震災時にどこでいたのかなど質問され、保険料

を違える作業に取り掛かっている気がする。
posted by ほたる at 09:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 最近の報道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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