2009年12月24日

電話

 10日ほど前の深夜1時半、突然の電話で起こされた。急いで電話に

出ると「Hello」と女性の声。眠気がいっぺんに吹き飛んだ。とり

あえず「Hello」と答えたものの頭の中では次の問いかけを想定し

てこれとあれとといくつかの答えを用意したけれど、あちらは再度「H

ello」と言うだけ。どなた?と英語で問うと切れてしまった。

 間違い電話かと思っていたら数日後の夜9時にまたかかってきた。出

たのは同居人。やっぱり「Hello」と答えていたがすぐに切れた。

 ただ同居人が感じたところでは、英語が母語ではなさそうと・・・。

それにしてもおそらく、誰かに教えられた電話番号が間違っていて、我

が家にかかっているのだろうというところで話が落ち着いた。

 すると、おとといの夜、9時半頃から10時にかけての30分の間に

同様の電話が5回もかかった。

 さすがに2回目あたりから、これはいたずら電話かもしれないと思わ

ざるを得なくなった。ところが不思議と腹立たしい気持ちは起きない。

むしろ日本語を習得できず、周囲に話し相手も少なく、何か事情のある

外国の人が心寂しくて電話をかけているのかもしれない。ならば話し相

手(つたない英語なので不十分な会話しかできないけれど)になろうか

と、次の電話のときはお元気ですか?くらいから会話をスタートさせよ

うかと構えていたら、電話にでるなり切れてしまった。

 今夜はクリスマスイヴ。もしかしたらまたかかってくるかもしれな

い。

posted by ほたる at 17:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月22日

人権で世界を変える30の方法

 偏って本を読む悪い癖がでてしまって、借りてきた本。

 それでも新しいことに出会えて嬉しい気持ちになった。

 1948年12月10日に国連総会で加盟58カ国中48カ国の賛成

で採択された「世界人権宣言」誕生秘話なるものが紹介されていた。4

8カ国とはいえ反対票を投じた国はなかったから、実質趣旨には全加盟

国の賛成が総意と捉えてもあながちずれてはいないと思っている。

 その世界人権宣言の起草作業を担った国連人権委員会。

 その委員会の委員長にアメリカ32代大統領フランクリン・ルーズベ

ルト(彼は国連創設を第二次世界大戦中に唱え、終戦前の1945年2

月に病死している)の妻エリノア・ルーズベルトがすわった。

 既に故人とはいえかつては大統領の妻、しかも学者でも弁護士のよう

な専門家でもない彼女がなぜ国連に関わったのか。当時のトルーマン大

統領が彼女のアメリカ国内での人気を恐れて国内に留めておきたくなか

った。国連という外交の場で動いてもらえれば、トルーマンにとっては

「我が身安泰」という思惑があったためにエリノアは国連に関わること

になる。な〜〜んだと思わないでもないが結果としてそれが幸いした。

 彼女自身、女性として差別を受けた体験から人権の必要性を感じてい

たので国連で人権委員会の関わるのに戸惑いはない。

 さらに、私たちにとっても〈たなぼた〉だったのは、他の人権委員会

の委員たちも「学者や専門家よりもごく普通の人たちの感覚を理解し、

女性としての差別を深く感じている当事者が適任だと判断されたため彼

女を委員長の椅子に座らせた。

 これが幸いして世界人権宣言は社会変動にも変更される必要のないほ

どに人権を網羅している。

 資本主義国が主張する「自由権のみが人権だ」という声だけでなく社

会主義国が主張する「社会権も人権に含めるべきだ」という意見をも彼

女は深く共感し、世界人権宣言の22条から26条に取り入れた。

 日本国憲法の草案に20歳の女性ベアテ・シロタ・ゴードンがカミン

グアウトしたときも驚いた。彼女は、日本の女性が同じ女性でありなが

ら底辺に置かれていたことに心を痛め、女性の人権保障を憲法に盛り込

もうとして奔走した。

 エリノアの動きにもこれに通じる。

 アメリカ女性は弱者の立場に立たされた人たちへの共感から行動へ移

すチャンスを捉え、権力に阿ることなく権威に酔うことなく仕事を果た

す人たちが多い。

 私のノートにはエリノアが加わった。
 
posted by ほたる at 10:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 読んでみたら | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月20日

ヌエック

 先月行われた政府による事業仕分けで、ヌエックこと国立女性教育会

館も仕分けの対象に上がっていて、ヌエックの神田理事長が仕分けの委

員たちの矢継ぎ早な質問にいらだちながら対応していた。ニュース番組

では、苛立った理事長が「私の話も聞いてください」と言うとその言葉

には一切対応せず次に質問を繰り出す委員のシーンがどの放送局のニュ

ースでも取り上げられていた。神田理事長を気の毒にも思ったが、私と

しては「女性を教育するための会館は必要???」と思っている。

 なので、事業仕分けで廃止になったほうが女性のためにはいいのでは

ないかとすら思っている。この名称の会館の存在を許していることその

ものがいつまでたっても「遅れている女性を教育すべき」というイメー

ジを強化してない?

 教育の必要があるのは男性なので是非とも名称を国立男性教育会館に

して欲しい。もちろん生まれてから培った価値観、おまけに日本全国ど

こへ行っても阿吽の呼吸で通じる価値観に浸っている人たちが一朝一夕

の教育程度で変わるとは思えない。でも「男性教育会館があるというこ

とで、男たちはかわっていかないといけないのか・・・も・・・・」と

思わせる威力だけはありそう。
 
 ちなみに「男性教育会館」で検索をかけてみるとこの名称の機関は存

在しない。
 
 
posted by ほたる at 12:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 最近の報道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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