2009年11月01日

原発と地震 柏崎刈羽「震度7」の警告

 新潟日報社特別取材班が2007年7月16日の中越沖地震直後から

連載を始め2008年度日本新聞協会賞を受賞したルポが書籍化され

た。

 地震震災だけならまだしもタブーの地震と原発に地方紙が挑んだとい

うだけでも喝采もの。

 原発の安全審査を行う原子炉安全専門委員会では活断層の専門家とし

て呼ばれた東大助教授(当時)が辞意を表明。なぜ?

 原発の土地取得にまつわる田中角栄の影。お金はどこへ?

 決して「老朽化」という言葉が存在しない原発の世界。

 どきどきするような話の展開にフィクションの小説を読んでいるのか

と錯覚してしまう。

 いえいえ、これ現実に存在する原発と現実の起こった地震とのコラボ

レーション危機。

 それでもあくまでも動き出した政策は止まらない。騒いでも時がたつ

のをじっと耐える・・、これじゃまるで演歌の世界。

 そうか、私の苦手な演歌が日本で人気なのはこういう世界で生きる人

たちの心情に重なるからなのかと、納得してしまう。

 原発推進に不利なデータは存在しないし、そういう議事録も存在しな

いことにされてしまう。「どこにでもある話」で諦めずに議事録を発見

した取材班。

 こうしてルポが書籍になったからといってどこかで原発が止まったと

は聞かない。そして過疎地に原発をお願いしている意識もなく都会では

電気がついて当然の生活が続いている。
posted by ほたる at 12:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 読んでみたら | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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