2009年07月16日

祖父母に孫をあずける「賢い100の方法」棒田明子著

 えっと、こういう本を読んだってここに書くのはちょっと躊躇いがあ

る。

 「とうとう、ほたるさんにも子どもが生まれたので時には自分の親か

同居人の親にわが子を預けるのようになったの?」から「とうとう、ほ

たるさんも正真正銘の祖母になったので時には孫を預かるようになった

の?」と、まあ、いろいろ憶測されるかも・・と気になったから。

 告白すると、プライベートとは全く無関係。

 9月に子育て支援の講演会を企画する団体に今ちょっとだけ関わって

いる。そこで若い方々がこの著者を推薦して講師に招くことになり、そ

の経緯の中でこの本を紹介していた。

 「さてさて、どんな内容を述べる方なのかと予備知識を仕入れるため

に読んだ」というのが、「正解」です。
 
 現実的でとても適切なアドバイスに溢れているし、文章が短く文字離

れした人にも気軽に手にとってもらえる。

 気になったのは、題に「祖父母に孫を預ける・・・」というときの主

語が略されていること。
 
 〈略されていても、主語は誰なのかはだれにもわかるよね〉というこ

とに問題があると思っている私としては、内容を読んでいて気になる。

 基本、すべてわが子を祖父母に預けるときのコミュニケーションの主

体が子どもの母親であること。子どもをどうするかを考えるのは女の役

割が当然のように匂い立つ。

 ますますジェンダー役割を強化するのが問題だなあと思ってしまった。 

 棒田さんは助産師なのでおおむね付き合うのは女性になるから、そう

した女性中心になるのは仕方ないとしても、やはり私は気になる。

 祖父母に預けるとき孫の父親だって当然出てきて関係作りすることは

重要ではないのか?男は仕事で忙しいからそんな子どもを誰がみるかな

どということは、あまり関与しなくても構わない?

 確かにパパの出番もありますよという章もあるにはあった。でもいか

にも付け足しっぽい。これくらいならパパにもできますよねというニュ

アンスも気になる。前提は現状肯定だもの。

 でもこの本、人間関係をスムーズにするコツが溢れている。祖父母と

の関係だけではなく家族関係、友人関係、職場関係、近所関係とあらゆ

るところに活用できる。

 アサーションというカウンセリングの技法を生かした処世術とでもい

えるのでどなたにでもお勧めかもしれない。
  
posted by ほたる at 11:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 読んでみたら | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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