2009年05月29日

電子レンジ

 一週間前の金曜日にとうとう電気が入らなくなった。この冬も一時的

に扉を開けても明かりがつきにくくなったけれど、なんとか使用できて

いた。それがとうとう、限界になったよう。

 翌日、近所の家電店に見に行ったが、隔世の感があった。今や蒸す機

能が主流になっていて、水を入れるタンクがついていて基本的に毎日水

を入れ替えるようになっている。そんな面倒なことはしたくない。蒸す

機能がついているといっても必要なときだけ附属のボールに水を入れて

レンジ内において使うというとっても原始的なタイプのものもあった。

まだこっちのほうがまし。とりあえず、各社のパンフレットだけもらっ

て帰ってきた。

 それっきり。改めてレンジを見に行く余裕のないまま一週間が過ぎ

た。

 この一週間、レンジが使えなくて困ったという事態にならなかった。

 唯一、今日の夜、冷蔵庫でちょっと硬くなったご飯をふっくらさせる

必要性ができた。鍋に水を少し入れてそこにお茶碗ごと入れて蓋をして

火をつけて5分。蒸し器を出すのさえ面倒だったので、お鍋に直接お茶

碗をいれたのだけれど、充分。炊き立てとほぼ同じに戻った。

 この調子だと当分電子レンジなしで生活しそうな様子。
posted by ほたる at 20:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

富士山静岡空港 欠航・延期

 台中と静岡のチャーター便を計画していたマンダリン航空が延期を決

定したら、次は上海と静岡の定期便を予定していた中国東方航空が減便

を申し出た。豚からの新型インフルエンザの感染者が見つかった静岡は

危険地域になってしまったらしい。

 でも、本心はどれくらい採算があうかわからないところに飛ばす不安

がもともとあったので豚からの新型インフルエンザは「都合のいい口

実・負担軽減の追い風」になったんじゃないかなと思えてくる。

 でも、物は考えよう。中国の鳥からの新型インフルエンザについて

は、明らかにされていないらしいから要注意。

 今回のことは結果的には静岡にとって良かったってことになるかもし

れない。こう考えれば、中国の航空会社のほうから申し出た今回の措置

は苦慮することでも何でもなくなるかもしれない。

 せっかく作った空港の利用は確かに減るかもしれない。でも、今回の

豚からの新型インフルエンザに対するあのちょっと行き過ぎかとも思え

る対応は国民の命を守りたいという政府の熱い思いに違いない。(と、

思うことにして)

 なら、鳥からの新型インフルエンザならば、国民の命を守ることにも

っと必死になるはず。

 「中国にあまり飛行機が飛んでいなくてよかった」って思える日が来

ることもないわけじゃない。
 
 悲観しない、悲観しない。(って誰に向かって言っているんでしょう

ね、私は)
posted by ほたる at 08:10| Comment(1) | TrackBack(0) | 最近の報道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月24日

傾聴

 数日前友人と「ある人」に会った。その「ある人」はずいぶんとしゃ

べる人で、私も含めて友人たちもなかなか彼の話を終わらせることがで

きないでむずむずしていた。

 その人と別れた後、友人たちに「ほたるさんの癖なのね、相手が話し

ているとき頷きながら話を聞くの」

 そう、自分でもそうは思った。友人たちは誰も頷いてなんかいなかっ

た。

 でもその人の話が一段落してこちらに話を振ってきた場合、私が最も

ストレートに反対意見を言っていた。その人は面食らっただろうね。て

っきり賛成してくれていると思っていたら、ぜんぜん違ったわけだか

ら。

 友人たちは心優しいのと相手を懐柔しないと話を聞いてはもらえない

という大人の判断から、ずいぶんと手柔らかに話していた。見習わなく

てはいけないが、修行が足りないかもしれない。

 それにしても相手の話を長くさせてしまった一因は私にあっただろう

というのはご指摘の通り。

 次回からは気をつけたいけれど、その人に会うことも二度とないと思

われるので、反省は生かされそうにない。
posted by ほたる at 13:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月23日

マスク再利用

 さっきも書いたようにマスクが売り切れている。

 再利用できないかと思ったが浅知恵には長けている私。

 ウィルスは熱には弱い。でもいくら不織布でできているマスクとはい

え熱湯に煮沸したら張りもなくなりそうだし、乾くまで時間もかかる。

 マスクを電子レンジで加熱すればいいのではないかと思いついた。た

だ、そのままレンジにかけると水分を含んでいないので危険なので霧吹

き程度湿らせてからかけるといいかもしれない。湯気が出てしばらくす

れば終わり。少し干して完全乾燥させればきっとウイルスは全滅してい

るのではないかと、素人判断。

 マイクロウエーブってそれだけでもウィルスにはダメージを与えるん

じゃないかなあ?

 どなたか専門家のご意見も伺いたいものです。
posted by ほたる at 16:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「マスク着用と世間の目」朝日新聞

 またまた、偶然。

 今日の朝刊文化面で神里達博さんの文章が「マスク着用と世間の目」

という題で載せられていた。

 「世間」。今読んでいる書籍にもそのことが書かれていたので、記事

を読んでいたら、神里さんが引用していたのが阿部謹也の文章。

 な〜〜んだ、実は今読んでいる書籍「ヨーロッパを見る視角」の著者

が阿部謹也さん。歴史学者だけれど、一つ一つの歴史事象ではなく「個

人の誕生」「世間」「市民意識の形成」など目に見えない人間意識・行

動を分析してるのがとても面白い。頭の中の理屈では合理主義が判って

いても日常の行動原理はそこになく、周囲の目を意識して行動をしがち

な日本人。

 記事はマスク着用が広がっている背景とちょっとした事態の変化でま

たどのように人々が行動を変えるか・・・その根拠のなさを分析してい

る。

 遠方の知人からマスクを買って送って欲しいと言われたが、私の住む

田舎町ですら数件回ったドラッグストアでマスクは既に売り切れてい

た。

 知人は個人で必要というよりも職場で欠かせないという理由もあった

が、同情してしまった。本当にそれが必要かどうかの判断以前の問題

で、組織において「必要」とされたら従うしかないという。そういう気

持ちにさせる社会に市民意識はあるんだろうか?

 自分で判断して決めてもらったら困るというのがこの国かもしれな

い。それどころが自分で決めるってどういうこと?というリアクション

すらあるかもしれない。

 組織が決定した根拠には、世間の目が怖いというのも全く排除できな

い理由の一つに思える。

 確かに公衆衛生など広くかつ甚大な被害が及ぶ場合には強制的に繰り

出されるべき方策もあるとは思うけれど、今回の事態はそれに該当する

のかどうか・・・?


 
 
posted by ほたる at 14:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 最近の報道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月22日

アマゾンの果実アサイーベリードリンク

 こんなドリンクがあるとは知りませんでした。もともとあまり珍しい

物を見つけてくるのが得意ではないから当然といえば当然なんだけれ

ど。

 ちょっと私が関係している人が超特価で分けてくれるという吉報が飛

び込んできました。もしも、ご所望の方がいらっしゃいましたらほたる

の自宅までご連絡下さい。

 この果実についてはネットで検索すると出てきます。
posted by ほたる at 21:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月21日

裁判員制度

 いよいよ始まるらしい。

 でも、不出頭だと過料を払わないといけないし、裁判の内容を話して

はいけないという義務があり、違反すると処罰されるというのも納得が

いかない。

 さらに納得がいかないのは刑事事件を起こした被告人にお金がない場

合国選弁護人がついて被告の裁判を受けるために弁護されるという権利

が保証されるシステムになっているのに、裁判員制度を担当する国選弁

護人に登録している弁護士が地域差はあるにしても地域の弁護士会会員

弁護士の半分にもならないところもある。

 弁護士という職業についているのなら義務として全員裁判員制度担当

弁護士になったほうがいいのではないの?公判前手続き等でも拘束さ

れ、裁判が始まったら連続で三日はその裁判に関わらないといけないか

ら、それでなくても多くの訴訟を抱えて(儲かるよね)忙しいので敬遠

しているとか。どんなに忙しくても医師は患者が来たら診療を拒否でき

ない。

 なのに弁護士はなんなんだろう?そのうえ、国選弁護士になっても一

生懸命すればするほど時給計算にして800円くらいにしかならないの

も問題だとか。その気持ちは分かる。

 ならば「判ると思う」。多くの国民にとっても裁判員制度が重くのし

かかっていることを。

 職業として法曹界に身を置いている人はミッションもあろうが、そん

な世界とは無縁に生きてきた人にとってはこの制度の意義は見えない。

 仕事の都合をつけて(子どもが熱を出したってなかなか仕事を休ませ

ない企業が多いというのに)、ストレスだらけの裁判に臨んで、終わっ

た後々まで守秘義務に拘束されることが、いかに理不尽に思えるか。

 いったい法曹界ってどうなっているの? 
 
posted by ほたる at 15:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 最近の報道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

テレビCM

 一日に数時間しかテレビを見ないので一般化してはいけないと思いつ

つも・・・。

 いつも夕方のニュース番組を見る。春や秋にCMを提供する企業の入

れ替えがあっても、別段気になるほどのこともなく「あれ、変わった

ね」と思う程度だった。つまりその企業の知名度というか規模が私のよ

うな一般人にもわかるくらいに同じレベルなので入れ替わったとしても

違和感がなかった。

 ところが、ここしばらくはへ〜〜と思う。春ごろかもう少し前か、い

つものようにいつもの時間帯で見ているとCMが変わっていたが、「こ

んな会社あるんだ」という感じだったり、ちょっとコマーシャルのつく

りというか雰囲気が違っていると感じる。

 サブプライムローンがはじけて世界同時不況の陥り、テレビの広告を

ゴールデンタイムで抑えて流していた大企業が広告宣伝費をカットし始

め大手広告代理店も大幅減収と聞くと、これまでなかなか宣伝でいい時

間帯に参入したくても出来なかった企業にも、声がかかるようになった

のだろうか?

 仕切る人がちょっと控えめになって平等に近くなったのかもしれな

い。
posted by ほたる at 10:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月17日

新型インフルエンザ国内感染

 このインフルエンザを新型といっているのはちょっと紛らわしいので

私は豚インフルと思うことにしている。

 国内にはとっくに入ってきているだろうなと思っていたけれど、みん

なの目が機内検疫による水際作戦なんていう報道にむいていたから、ブ

ログに書かなかった。けど、ようやく国内での人人感染が確認されたの

で書くことにした。

 連休中にもインフルエンザ症状で病院に行った人はいたはずで、その

中にはすでに豚インフルに感染した人もいただろうと思っている。で

も、あくまでも空港での水際作戦で国内に入れないという報道の圧力

で、「国内には入っていない」という前提があるのでウィルスの遺伝子

検査をせずにやり過ごしていたと想像している。

 神戸の高校生を診察した医師はウィルスの遺伝子の型を検査に出した

のだから勇気があったと快哉。

 今や報道は・マスクと手洗い奨励・人が集まるイベントは中止・学校

関係は休校。とまあ、「かなり神経質な対応」と思う私はしろーとで

す。

 ついでに今回のインフルエンザについては私はかなり無謀なことも思

っている。症状が軽いのならば、逆に感染してすこしでも抗体を体内に

作っておいたほうがいいのではないかと思っている。世界的にみても6

0歳以上の感染者がほとんど見られないのは、50年から60年前にも

似た型のインフルエンザが流行った可能性があると言われている。

 鳥インフルなら致死率が尋常ではないので、あえて感染しようなどと

いう命がけの行為は絶対にしちゃいけないけれど、豚インフルの致死率

低い。今後は「感染列島」どころか「感染惑星」の世紀に突入する様相

を呈しているので、抗体を作って備えるのもいいんじゃないか

と・・・。何年後かに豚インフルが型を変えて少し強毒性になって

いても抗体があれば軽い症状で済むかもしれないと予測している。こ

れって科学的なんでしょうか?

 専門家の方からは「無謀な」とお叱りを受けそうです。
posted by ほたる at 21:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 最近の報道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月16日

料理とおふくろの味

 料理はできることなら作る側ではなく「食べる係り」になりたかった

と毎度毎度思う。

 母は料理が得意だったので美味しく作ってくれていたが、私が手伝い

で作ることはなかった。優しい気持ちで作ってあげようという気持ちも

なぜか湧かなかった。たとえ弟たちが料理したものを食べることがあっ

たとしても、次は私が作ってあげたいとは思わなかったと思う。

 母にしても「料理など、教えるほどのものでもない」と思っていたふ

しがある。「必要性に迫られたら誰にでもできるもの」だったんだと思

う。

 だから積極的に料理を弟たちや私に教えることをしなかったので、お

ふくろの味なんてものは持ち合わせていない。

 それでも渋々ながら作るとはいえ、時々「この食材で何が作れるんだ

ろう?」と思ったときに母の顔は思い浮かばない。パソコンがやってく

る前までは適当にやっていたのが、パソコンがネットにつながってから

は、思い浮かぶのはパソコン。

 検索したらいくらでもいろんな調理法が出てくる。

 その中でも一番手抜き率の高いもので食材も調味料もすぐに手に入る

ものばかりのものを選んで作ることにしている。

 一人暮らしをしている子どもたちにも私の料理を教えたことはない。

教えたのはパソコンで検索すると便利だよということくらい。

 かくして、私にとって「お袋の味」は死語となってしまっている。
posted by ほたる at 16:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月15日

消されたヘッドライン

 この映画の広告が今朝の朝刊に全面広告で出ていた。

 「ヘッドライン」という言葉は昨夜聞いたところ。

 いつもは寝室ではテレビをつけない。というか夜の時間帯で見たい番

組は録画し都合にいいときだけ見るので、わざわざ寝る前にテレビをつ

けることは普段は決してない。しかし、昨夜は夕方のニュースを見損ね

たので夜どこかのチャンネルでニュースをやっていないかと、つけてみ

た。適当にチャンネルを変えていたらおそらく教育テレビかな?語学番

組らしいけれどちょっと雰囲気が違う画面が現れた。

 それが英字新聞の読み方のコツというような内容。どのあたりに重要

な記事がのっているのか、とか全ての記事を読むのが難しいときはヘッ

ドラインをざっと見て選ぶということから、ヘッドラインの読み方のポ

イント。

 動詞の使い方、必要最小限の言葉にそぎ落としていく新聞の製作現場

の場面なんかのやりとりはまさしく職人芸だと感心して見ていたら、ニ

ュースを探していたことも忘れてしまった。

 そうしたら今朝の朝刊のこの広告。

 私って、なんかこういう見えない力があるんだろうか?
posted by ほたる at 11:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月12日

スペイン語

豚インフルエンザのおかげでテレビでスペイン語がずいぶんと流れて

いる。

 英語が使えないとどこにも行けないという先入観があるけれど、スペ

イン語を母語とする国は中南米にたくさんあるし、今やアメリカ国内で

もスペイン語はずいぶんと広がっている。でも日常日本のテレビしか見

ていないと英語や韓国語・中国語などアジアの言語くらいしか流れな

い。

 それが今回のインフルエンザ騒動でメキシコからの映像がずいぶん流

れたおかげでスペイン語を耳にするようになった。

 世界は広いと言ってもこういうことに遭遇して改めて感じるから、私

の世界は狭い。
posted by ほたる at 09:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月11日

愛知県蟹江町事件

 なんだかこの事件10年ほど前に東京世田谷で一家4人が殺された事

件のときの犯人の行動と重なっているような気がする。家に留まってい

ろいろとしたらしい痕跡があるという点で。
posted by ほたる at 11:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 最近の報道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

平和を構築するためのワークショップ

 おととい、「平和のスキルを身につける」というワークショップに参

加してきた。従来は紛争当事者(国)同士だけでは紛争解決のための話

し合いというと、どちらかが完全に負ける、お互いが妥協(つまり痛み

分け)し結局どちらも不満を抱える、互いに手を引く、というのが従来

の紛争解決だった。それでは結局不満を残してしまうため再び紛争の火

種を残してしまう可能性も秘めていた。

 そこで、より創造的で・双方が明るい気持ちで・充分納得できる解決

にいたる方策を探そうというのがテーマ。

 そのためには「調停者」と名づけるキーパーソンが重要になるで弁護

士とか裁判所ではないというもの。従来の司法の手法が勝ち負けか和解

という双方痛みわけをすすめていたから。

 参考になるのがニュージーランドで非行に走って犯罪を犯してしまっ

た少年の立ち直りを支援する制度。加害少年と被害者周辺の親、親戚、

知人らコミュニティが関わり、自分たちがいかにその加害少年や被害者

に対して何もしなかったかを語り、今後はどうやってそのら少年に関わ

っていくかなどを語り合う。もちろん少年自身も話す。そしてその話し

合いの場に司法コーディネーターが話し合いを促進させる。

 このニュージーランドの制度を参考に、様々な紛争制度にも「調停

者」と呼ばれるような中立な立場の人間・機関を関与させる。そして話

合いが新たな視点を入れた前向き・創造的な方向へ進むのを促すように

して従来とは違った紛争解決に至らせようというもの。

 その発想は面白かったが、唯一今後の課題となるとしたら、その「調

停者」は紛争当事者(国)のどちらからも信頼されているという前提が

必要かもしれない。一方だけが信頼しているのではその話し合いは対等

にならない。
posted by ほたる at 07:38| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月08日

チョコレートの真実

 さっき読み始めたばかりのこの本。先日、図書館で何気なく背表紙を

見て手にして借りてきた。

 チョコレートの原材料となるカカオ豆が最貧国での児童労働の温床と

なっていることくらいは知っていたけれどちゃんとした本を読んだこと

がなかったので借りてきた。

 そうしたら昨日投げ込まれた情報誌でフェアトレードのショップ紹介

があり、知人のことも載っていた。それで、「チョコレートの真実」を

借りてきたものの床の上に山積みにしたままだったのを思い出して、と

りかかった。

 まだ50ページくらいしか読んでいないけれど、ちょっと驚いて覚書

のためここに書いちゃいます。

 チョコレートの原料となるカカオ豆の原産は中南米。紀元前に興って

いたオルメカ文明ではカカオを加工してどろりとした液体を飲んでいた

という。これが西欧に伝わったのがスペイン人による植民地化。あ

れ??最近もそんな本を読んだと思ったら今日の午前に紹介した「ラ

ス・カサスのへ道」。これは世の中がGWで忙しくしているのを横目に

私は時間が大量にあったが幸いして先週読破した書籍。

 「チョコレートの真実」の第二章ではコロンやらコルテスも登場し

て、16世紀から17世紀の歴史をまとめていた。そこにバルトロメ・

デ・ラス・カサスも登場。児童労働を取り上げているこの本で彼が登場

するとは予想もしなていかった。

 ほんの少しだけカサスの足跡が記述されていた。

 大量の書物の中から偶然手にした本、しかも借りた時期は一週間くら

いしかずれておらず、その二冊の本に載っているラス・カサス。これは

もう、日本でいえば聖徳太子に(何でここで聖徳太子かは聞かないで)

匹敵する歴史上のキーパーソンに思えてきた。

 こうなると私が遥か大昔に学生だった頃、せっせせっせと学んだ世界

史とは一体なんだったんだと言いたくなる。当時の教科書のどっこにも

ラ・カサスのことなど載ってもいなかった。(きっと・・・・たぶ

ん・・・ような気がする・・・かも・・・・。少なくとも受験科目だっ

たので勉強はしたはずでこの人物名は覚えた記憶がない)

 やれやれ、こうして私たちは偏った学校教育で偏った視点で物事を考

える癖を叩き込まれるのだと気がついた。

 で、ついでにと言ってなんですが、フェアトレードのイベントのお知

らせです。

世界を変えるための小さな一歩、フェアトレード

       世界フェアトレードデイ連動イベント

 開催日 5月14日(木)−19日(火)

 時 間 午前10時〜午後6時

 会 場 ギャラリー濱村    静岡市葵区両替町

        (青葉公園通りと両替町通り交差点角)

 内 容 @フェアトレードの紹介および食品、衣料品、雑貨などの展

      示販売

     A反物、帯その他呉服物の販売

     B押し花、刺し子、刺繍、絵画などの展示
posted by ほたる at 14:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 読んでみたら | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ラス・カサスへの道 上野清士

 ラス・カサスはクリストバル・コロン(日本ではクリストファー・コ

ロンブスと呼ばれている)と同時代に生きたカトリックの司教。

 当時、スペインは新大陸にたどり着き(「発見」と言われるがもとも

とあったわけで、発見という表現そのものが西欧中心の史観として、1

992年、新大陸発見500年を祝った西欧に対してNO!と声を上げた

のが中南米諸国)先住民を虐殺し支配下に置き、搾取していた。その先

頭を走っていたのがクリストバル・コロンだった。そして「遅れた」先

住民を「進んだ」スペインに服従させるためにカトリックもまたその一

員として中南米で布教活動をした・ラス・カサスも当初はその使命で中

南米に赴くが、人間として先住民と接することで、目を開かされる。ス

ペイン人となんら変わりのない人間であるという、現代においては当然

の事実に。そして中年米で行っている行為を母国に伝え、虐殺を阻止し

ようと働きかけ続ける。もちろん本国では彼の意見は抹殺されるのだけ

れど。

 本文の一節が忘れられない。正確な文章ではないけれど、当時の支配

者だったスペイン人が先住民を感化させるために本国の「進んだ」文化

を押し付けようとゴシック調のカテドラルや建造物を作った。そして今

も一部それらは残っている。

 今でもスペインと中南米はかかわりが強く(だから今回の豚由来新型

インフルエンザでもヨーロッパではスペインの感染者が多い)、現代の

中南米の人たちがスペインを訪れることは多い。そしてスペインに残っ

ている文化遺産の素晴らしさに驚愕すると、同時に自国に作られたカテ

ドルがいかに貧弱なものであったかということに愕然とするという。

 自分たちの祖先がスペインによって散々踏みにじられた名残である。

いい加減なものを作って有難がらせ、そして支配していたという現実に

遭遇する。

 そんな意識が当たり前のスペイン人の中で、支配の一機関の一員とし

て派遣されたラスカサスが良心(宗教上からではないと私は思ってい

る)に気づき先住民側に身を置いてラテンアメリカを歩き回り、問題を

投げかけ続けた姿がこの本から伝わってくる。

 上野さんはラスカサスがたどった道を旅しながらラスカサスを現代に

生き生きと蘇らせてくれている。
posted by ほたる at 09:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 読んでみたら | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月07日

モーハウス

 ちょっと仕入れた情報に驚いた。

 20年前私が乳児を育てていたときには、マタニティ服はあったけれ

ど授乳用の洋服はさほどなかった。というか、なかった気がする。なの

で母乳で育てていたが、外出先では人目を避けて、ブラウスをはだける

(?)かTシャツをたくりあげ、胸を隠しながら、でもなんだか見えて

いるなと気にしながらも、乳牛になった気持ちで「えい!ままよ」とば

かりに授乳をしていた。どうせ1年くらいで終わるからそれほど苦にも

せずにやっていた。

 ところが「これは大変」と意識した人がより快適に母乳育児を出来る

ような洋服を開発し起業していた。しかも10年以上も前に。

 今日お会いした人自身が着ている服がそれだというので驚いた驚い

た。もっとかっこ悪く、「授乳期間を終えたらもう着れない」という代

物かと思っていたら大違い。授乳期間を終えても普通に着ることができ

るくらいに洒落ている。マタニティドレスよりも経済的かもしれない。

 う〜〜〜ん。これくらいたいしたことないという気持ちやなんとかあ

るもので工夫してやり過ごす人には出来ないのが起業なんだと気がつい

た。

 たとえちょっとしたことでも「大変だ〜〜」とか「やってらんな

い!」と思う人のほうが商品開発に結びつく。

 しかもその会社、子連れ出勤OKだという。女性が自ら起業して女性

たちが働きやすい環境を作って快適に働いている。

 関心がある方はホームページを貼り付けましたのでどうぞ。

   http://www.mo-house.net/
posted by ほたる at 15:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月06日

イノセント・ゲリラの祝祭 海堂尊著

 審議会だの委員会だの行政が音頭をとって自分たちに都合のいい方々

を集めて、なにやら制度改革をしたりご意見を伺ったりというのがあち

こちで見られる。

 海堂さん、その類の検討会なるものをこうもこき下ろし(あわわ)暴

露し(イエイエ)、官僚、学者、実務家らの心理を実に実に赤裸々に描

写している。これじゃ、実も蓋もないと私ですら思ってしまうほど、面

白い。

 おまけに言葉一つ一つに棘があり、丁々発止のやりとりは息もつかさ

ぬほどのジェットコースター並みのアップダウン。

 その感覚に溺れてしまわないようにしないといけないのが辛いくら

い。政治家を一切登場させていないのは、ジェットコースターのような

丁々発止の会話は相当に頭の回転が早くなくてはついていけないから?

 いかに日本のシステムが官僚に握られているかを思い知らされる。い

かに官僚が大局的に物事を運んでいないかが書かれている。あるのはた

だひたすら自分たちの権益保持のみ。

 社会が求めているシステムは予算がないという言葉で横に退け、自分

たちの求めているシステムはどこぞの特定財源からこっそり引っ張って

きてさっさと作ってしまう。お見事としか言いようがない芸当。

 いつまでたっても必要なシステムが作られず、一見前向きそうな委員

会もただのアリバイにしか過ぎない。そこをうまく利用し、闘いを挑ん

だ「イノセントゲリラ」。祝祭を上げられる日はいつのこと?
 

 
posted by ほたる at 23:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 読んでみたら | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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